【卒業生保護者の声】コロナ禍での高校説明会・志望校選択について

今年も高校の学校説明会やオープンスクール等が始まっています。
昨年から、新型コロナウイルスの影響により、説明会の参加人数を制限したり、オンライン説明会を実施する高校が増えています。

そこで今回は、昨年の中3生(現高1生)保護者の方からいただいた、「高校説明会に関する経験談」を掲載。コロナ禍での高校説明会の予約や参加、志望校選択にまつわるエピソードをご紹介いたします。

このブログについて

神奈川県の学習塾ステップ(STEP)のブログです。
神奈川県を中心に、高校入試・大学入試情報や、生徒・保護者の声などを掲載していきます。
ステップについて詳しくはこちらをどうぞ。

スマホ片手に必死になって申し込みをしました

コロナ禍で、各学校の説明会など、情報を集めるのは大変でした。頻繁に学校のホームページをチェックしたり、人数制限のある人気校の説明会申し込みは私がスマホ片手に必死になっていました。
説明会で実際に学校を見て話を聞くことで、子供本人が「なんとなく興味がある」から「この学校にいきたい!」に変わって、めざす気持ちが強くなったようだったので、説明会に足を運んでよかったです。

(T.Yさん)

第一志望校の説明会参加で、思わぬ感想が…

コロナの影響で説明会が中止になったり、文化祭も一般公開が中止となる学校が多く、学校の校門前までの見学と、本人の感性的なもので志望校を決めて取り組んでいました。説明会の予約はすぐに満員になってしまう上、興味のある学校の日時が重なることもあり、多くの学校の説明会に参加するのは難しい状況でした。

そこで第一志望の高校に集中し、ネットでの申し込み情報に気を配り、なんとか説明会に行くことができました。校門をくぐり、わくわくして体育館へ入ったのですが…。説明を聞き終えた後、本人から「ごめんなさい。何か違う。志望校を変えたい」と。ビックリするような感想でした。

元の志望校の方が学力レベルは高かったので、学習へのモチベーションは下がりましたが(本人はそんなことはないと言っていますが)、自分で決めた感、達成感があったと今でも言っています。今の情勢では説明会の参加はなかなか難しいですが、できるだけ参加をした方がいいと思いました。

(彩虹さん)

実際に行って、各学校の雰囲気を味わえました

息子が少しでも気になっているという高校はすべて説明会に参加しました。公立・私立とも複数の説明会に参加したため、10月と11月はほぼ毎週末、説明会に行っていました。コロナのため、説明会の人数制限がある学校がほとんどで、定員オーバーになる前に申し込まなければいけないのが大変でした。

実際に行ってみて、それぞれの学校の雰囲気を味わえたのはとてもよかったです。生徒さんがみんな元気に挨拶をしてくれた学校や、堅苦しい説明が多かった学校、とにかく学校のロケーションを自慢したい先生がいたりなど、よい経験をしたと思います。

(ピースサインさん)

予約はすぐにいっぱいになってしまい…

第一志望の県立高校は(コロナ禍の影響で)ウェブサイトから申し込みでしたが、ものの3秒くらいで予約がいっぱいになり、受付終了。説明会には行けませんでした。代わりにネットの学校紹介動画を見たり、学校パンフレットを読んだりしました。校内には入れませんでしたが、電車で実際に行って学校の周りを歩き、「合格したらここに通うんだ!」と実感してもらえたかなと思います。

(ハウオリさん)

申し込み開始日は常にチェック

コロナ禍だったので、常に興味のある学校のホームページをチェックして、説明会の申し込み開始日を忘れないように心がけた。当日も開始1分で満員になる学校もあり、説明会に参加できない学校もあった。
説明会で疑問、質問があったら、その場で言いにくいことは残って質問したり、後日電話で質問し、納得して志望校決定に役立てた。

(ゆめきちさん)

WEBの高校説明会を視聴してみて

コロナ禍ということで、私立高校はWEBで説明会を視聴する方法が主でした。親子で、あるいは本人のみで視聴し、学校のホームページを見て、パンフレットを取り寄せたら、ステップの先生に子供の学力に見合う学校はどのあたりかお聞きし、それを参考にして決めました。第一志望の学校は説明会があったので主人と一緒に行き、実際に校内を見て回ったようです。そのときに「ここだ」と本人が決めたように思います。

WEBは自宅で視聴できるので便利だなと思いましたが、何校も視聴しているうちにどこも似たような内容に聞こえてきて、本人も早々に聞き飽きてしまったようです。すべり止めの学校を決めるのに興味を示してくれなかったなあと思います。

(みかんさん)

子供との会話もはずみ、方向性がはっきりしました

学校説明会の予約は私(親)が行いました。子供が気になっている学校はもちろん、私が気になっている学校も含めて複数予約。10月から12月にかけていろいろな学校を見にいきましたが、初めて行く駅の様子を見たりするのも楽しく、コロナ禍で外出できない中、いい気分転換になったと思います。いろいろな学校を見ていく中で子供との会話もはずみ、いきたい学校の方向性がはっきりしました。あこがれの学校を見にいったことが勉強をがんばるモチベーションになった様子だったので、うれしく思いました。

(I.Mさん)

文化祭・体育祭は見学できませんでしたが…

中1、中2のときは吹奏楽部の活動がすべてでしたので、中3になったら説明会に参加しようと話していました。コロナ禍でまったく文化祭・体育祭は見学できず、どうやって高校選びをしたらよいのか途方に暮れていましたが、第一志望の高校の説明会に参加することができ、そこで「勉強・部活・行事、すべて全力でやり切る!」という校風にあこがれて、「どうしてもここにいきたい」と決意が固まっていて、家族全員で見守り応援していました。

(サクラヒラヒラさん)

説明会に行かなかったら分からなかったことも

コロナ禍のため、説明会の日程が少なく、必ず見に行きたいところは事前にチェックし、抽選に当たるよう、申し込み日前日までに往復ハガキの準備を済ませました。通っている生徒さんの話など、行かなかったら分からなかったこともあり、参考になったと思います。娘は真剣、母は薄暗くされた照明で睡魔が…(笑)。

(ペットはひめさん)

ホームページやYouTubeの学校紹介を見て、志望校を決めました

コロナの影響で文化祭・体育祭には行けませんでしたが、本人がホームページやYouTubeの学校紹介を見て、志望校を決めました。その後、通学時間や環境の確認をしたいこともあり、10月末の説明会に一度うかがったことが本人の気持ちを固めたようでした。「ピン!」と来たようで、「絶対にここがいい!」と強い意志に変わったようです。

(ままこさん)