【中学国語】「読解問題で心に残った文章は?」講習参加者からの感想を紹介します

ステップの講習では、小説、随筆、評論など、学年・時期に合わせてさまざまな文章を扱っています。
今回は、今年度(2021年)の夏期講習で取り上げた文章について、生徒たちから寄せられた感想をご紹介します。
(ここに紹介する作品は、授業で扱った文章の一部です。)

ステップの講習で扱う文章について

ステップの講習で取り上げる文章は、問題文を選ぶことから始まります。
まず、文章の選定にあたる担当者が「これは」という作品の中から文章を選びます。
次に、その著者の方に、文章を使用させていただくよう許諾のお願いをいたします。
そして許可をいただけた文章をもとに、教材研究部のスタッフが作問を行います。

こうしてできあがったテキストに、参加したみなさんが「いい文章に出会えてよかった」という感想を持ってくれたら、時間をかけて取り組んだ甲斐があるというものです。
そこで、講習の全日程が終わった後には、多くのスクールで「どの作品が心に残ったか」というアンケートを実施しています。
この記事で紹介する生徒の感想も、このアンケートで寄せられたコメントの一部です。

★冬期講習でも、国語の授業で読解に取り組みます。
ステップの冬期講習については以下をご覧ください。

中3生

字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記(太田直子)

映画の字幕を作る仕事。「字幕は翻訳にあらず」。単語の意味にこだわりすぎず、場の雰囲気にぴったりの日本語を探す。

※授業で扱ったのは、一部の抜粋です。出版社の書籍紹介ページはこちら(外部サイトへ)。

生徒の感想

  • 自分も映画の字幕を見ていて「少し言っている英語と違うな」と思ったことがあった。だがその字幕には映画の内容を伝えるという目的があるのだと知り、とてもおもしろかった。
  • コロンボの名言「今日はここまで、ここをすぎず。」というセリフがなぜ字幕で使われないのか疑問だったが、その理由がわかったので、読んでよかったと思った。
  • 現代文は「めんどくさい」と思っていたが、この文章は「へぇー」と思った。ふだん映画は好きでよく見ているが、口の動きと字幕に違和感を感じていた原因はこれだったのか、とためになりました。
  • 「英語が分かればできる仕事」と思っていたけれど、実は字数に制限があったり、要約したりと、隠れた努力があったことに驚かされた。
  • 映画の字幕は、よく見るものでよく読むけれど、いろいろなルールがあって考えられていることを知った。
  • 字幕にこんな裏があったなんて…。これからは字幕も大切に読もうと思った。
  • 人に手短に、わかりやすく伝える技術がすごいと思った。
  • 洋画が好きだから読んでいて楽しかったし、仕事のおもしろさも感じることができた。
  • 自分が知らない世界のことを知ることができておもしろかった。
  • もっといろいろな仕事のことを知りたいと思った。

リボン(草野たき)

部活を引退して体育館に挨拶に行く話。「ここで過ごした時間はムダじゃないよな。」

※授業で扱ったのは、一部の抜粋です。出版社の書籍紹介ページはこちら(外部サイトへ)。

生徒の感想

  • 部活が終わった直後だったので、自分がその場にいるような気持ちになれた。「ムダじゃないよな」という言葉を自分に言われているみたいで、泣きそうになった。
  • 自分も部活を引退するってなったとき、後悔とかいろいろ浮かんできたから、部活の大会や引退の話は心に残る。
  • 複雑な気持ちを持っている2人に共感するところがあった。切ない気持ちがよかった。
  • 最近部活を引退したばかりなので、主人公の気持ちが痛いほどよく分かった。
  • 中3のこの時期だからこそ分かる「引退」の話だったので、感動した。
  • 自分も卓球部だったこともあり、なかなかうまくなれない主人公の気持ちにすごく共感できた。
  • 「ムダじゃなかった」と私も信じたい。
  • 学校で読んだときと、ステップで読んだときで感動が違った。佐々木の台詞が刺さった。
  • 今の自分とよく似ていて、気持ちが分かりやすかった。
  • 自分も引退したばかりで、共感できることが多かった。
  • 部活動という自分に直接関係あることが題材でおもしろかった。
  • 自分も10月の引退まで、部活で過ごす時間を大切にしていこうと思った。
  • 気に入りすぎて、家でマンガを描いてみました…(笑)。

ツバキ文具店(小川糸)

モリカゲさんにおんぶしてもらったQPちゃんを見て、祖母の愛情に気づく私。涙があとからあとから押し上げられ、あふれてはこぼれ落ちる。

※授業で扱ったのは、一部の抜粋です。出版社の書籍紹介ページはこちら(外部サイトへ)。

生徒の感想

  • 何気ないことから昔の大切な思い出を思い出して、そのときは分からなかった愛情が後になってから分かるところにとても感動した。
  • 自分も親に同意できないことがあるが、親は自分に対して愛情をもって、接していたんだなと思った。
  • 昔の出来事で後悔するのではなく、これからのことを大切にしていく、という考え方に納得して、自分もそうしていこうと思いました。
  • すごく感動した。「私」の後悔や祖母への思いが、モリカゲさんのおんぶを見てあふれてしまうという描写が心に残った。
  • 「後悔をしないわけがない」というモリカゲさんのセリフを読んで、人は後悔を重ねることで強くなっていくんだなと思いました。過去のことを悔やんでばかりいるのではなく、受け止めて前向きになることが大切だなと思いました。
  • 情景がイメージしやすく、きれいな文章だと思った。
  • 本が読みたくなった。読みます!
  • モリカゲさんが良い人で、温かすぎて感動した。
  • ハートフルなお話ですごく感動しました。
  • 何年も経った後に身近な人の愛情に気付くところに感動した。
  • 自分も「誰かにしてもらったら誰かにやってあげる」をしたいと思いました。
  • おもしろかったからこの人の本を読んでみようと思う。
  • 鎌倉の話で身近な感じがしたから、今度機会があったら実際にお寺とかにも行ってみたい。

中2生

人生のうま味と苦味(菅野仁)

学校では教えないこと。「君たちには無限の可能性もあるが限界もある」。人生のうま味は苦味の先にある。

※『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』(菅野仁)より抜粋。出版社の書籍紹介ページはこちら(外部サイトへ)。

生徒の感想

  • 「人生の苦味の先にうま味がある」というところを大切にしようと思います。
  • 学校では教えてもらえないことをこのお話で学びました。とてもおもしろかったです。
  • 「人生のうま味と苦味」はとても考えさせられる話で、印象に残っています。
  • 学校では習わないことを教えてもらったのが印象的だった。「限界はない」と思っていたが、あると書いてあったから。

毎日必ず例外なく(渡部玄一)

父は、私に必ず日課を課した。なわとび、漢字、英語の例文暗記…。特徴は「毎日必ず例外なく」。

※『ワタナベ家のちょっと過剰な人びと』(渡部玄一著/海竜社)より抜粋。

生徒の感想

  • 僕は一度決めたことを毎日続けられないので、できるようになりたいと思った。
  • これはお父さんの愛情に違いない。すごい!
  • 「毎日必ず例外なく」は心に残りました。これから生きていく私たちにとても大切で必要だと思ったので。
  • 自分にとって一番大切だと思ったのがこの作品だった。
  • 日課を毎日続けるのがすごいことは知っていたけれど、何年もやるのはかっこいいなあと思いました。

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