【模試の偏差値比較表】ステップオープン模試・神奈川全県模試・Wもぎにおける主な高校の偏差値

模試を受験した際、気になる数字が“偏差値”だと思います。複数の模試を受験した場合、模試によって偏差値が異なり「この偏差値は高いの? 低いの?」と悩まれることもあるかもしれません。
今回は、ステップの「オープン模試」と、「神奈川全県模試」「Wもぎ」について、主な高校(公立・国立・私立)の偏差値を比較してみました。高校の偏差値が模試によって大きく異なるのがお分かりいただけるかと思います。

(2021年11月発行「高校受験ステップニュース」第372号付録より転載)

◆ステップの「オープン模試」とは
神奈川県公立高校入試での高得点を目標として、総合的な力をつけることを目指したステップオリジナルの模試です(中2は年2回、中3は年6回の実施を予定)。
2022年7月実施の中3オープン模試は、神奈川県内の中3生 8159人が受験しました(同日実施の特色検査対策模試(共通問題版)は4676人が受験しています)。
▼模試の詳細はこちら
塾生ではない方も受験できます。各スクールの実施日・お申込みについてはお近くのスクールへお問い合わせください(→スクール検索)。

ステップ「オープン模試」と「神奈川全県模試」「Wもぎ」における主な高校の偏差値比較表

保護者の方や一般の方によくいただく質問として、「市販の高校紹介の冊子で、横浜平沼高校の偏差値は65とあるのですが、ステップの発行している『ザッツはいすくーる』では偏差値が54となっています。どちらが正しいのでしょうか?」といったものがあります。
この場合、どちらかが正しく、どちらかが間違いというわけではありません。
『ザッツはいすくーる』掲載の偏差値はステップのオープン模試を、市販の冊子は「神奈川全県模試」や「Wもぎ」といった他の模試の偏差値をベースにしているためです。

【参考】模試によって偏差値が異なるのはなぜ?

以前、ステップに入って間もない塾生の保護者の方から、「1ヶ月前、別の場所で参加した模試では偏差値が60だったけれど、ステップで初めて参加したオープン模試では52でした。たった1ヶ月の間に大きく下がってしまって…今回のテストはそれほど難しかったのでしょうか」とご相談をいただいたことがあります。
これは、テストそのものの難度や、生徒本人の実力もさることながら、テストに参加した母集団によって、偏差値が大きく左右されるのが原因です。

たとえば、神奈川県全体で実施される模試Bがあるとします。この模試は誰でも申し込むことができ、受験層(母集団)は、ふだん塾に通っていない人も含めた幅広い学力層の生徒であるとします。
一方、ステップのオープン模試の場合は、一般生の受験も可能ですが、受験者のほとんどがステップの塾生です。
仮に同じ難度のテストを受けたとしても、母集団が異なれば平均点は変わります。偏差値は、「自身の得点と平均点との差」を標準偏差をもとに計算処理したものですので、平均点が高くなると、その分偏差値も抑制的に出ます。
ですので、母集団が異なる他の模試の偏差値同士は、単純には比較できないということがいえます。

ステップ(STEP)はこんな塾です

ステップは、神奈川県に150校舎以上を展開している学習塾です。高校受験・大学受験に向けた授業のほか、公立中高一貫校対策も実施しています。また学童教室STEPキッズも開校しています。

*ステップのスタンスや特長を、8項目にしてホームページでご紹介しています。
(以下、8項目より一部を抜粋)
▼教師は、教えることを本来の仕事にしている専門家集団です
▼電話勧誘や校門前配布などの勧誘活動は行いません
▼費用のオープン化に努めています
▼特待生制度や友人紹介キャンペーン等は行いません