志望校の決め方について(卒業生保護者の声)【高校受験を振り返って’22】

3月に高校受験ステップ・ハイステップを卒業した生徒(現高1生)の保護者の方に、お子さんの受験を経験しての体験談や、思い出をお寄せいただきました。

第1回は、志望校選択までの道のりや、学校説明会に関するエピソード、受験校の最終決定についてのお話などをご紹介します。

高校受験を振り返って【’22】

第1回.志望校決定までの道のり・決め方(このページ)

第2回.入試直前や当日に心がけたこと・エピソードなど

第3回.中3のお子さんとの1年間を振り返って


高校受験ステップ

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志望校決定までの道のり

志望校をしぼりこむにあたって

 娘の誕生まで地方在住で、この近くの高校は名前も立地も特徴もまったく不案内でしたので、中1のときは、物見遊山半分に「神奈川の高校展」や近所の高校の文化祭へ出かけたりしました。今思えば、コロナ禍前のラッキーな体験でした。
 具体的な進路については、中学校の進路説明会やステップで配られた「高校進学資料」「ザッツはいすくーる」等を手掛かりに、中2の終わり頃から本人の希望や実力、立地等々を家族で雑談程度に話しはじめました。本人がいくつか候補をしぼり始めたのは、中3になってからです。
 夏前頃からは本人と一緒に、各学校のホームページを日々チェックして見学会等の情報を集めました。コロナの感染拡大の状況次第で見学会は中止になる可能性が大だったので、「行けるときに行っておかないと!」と積極的に申し込み(すぐ満席になってしまう学校も多く少しアタフタしました)、現地には本人と自分の2人で出かけました。結果、7~11月の間に、私立2校・公立5校の見学ができました(説明会はオンラインで参加)。
 見学会では、校内の様子(バリアフリー、掲示物や図書館の雰囲気等々)や交通アクセスを体感でき、とても参考になったようです。
(かたつむりさん)


 最終的な内申が確定してから併願校を決定するまでの時間が非常に限られているので、それまでにいろいろな可能性を考えて、私立高校も公立高校も多くの説明会に参加し、また併願校の上位コースチャレンジや私立オープン入試の可能性等、ステップの先生にもたくさん相談にのっていただきました。説明会に娘の時間を多く費やしましたが、おかげで納得のいく受験校を決定することができました。
(海が大好きさん)


 1人目の子供だったので、まずどこにどんな高校があるのか、娘に合う高校はどこか…などリサーチするところから始めました。
 あちこちオープンスクールに行きたかったのですが、コロナ禍で予約が取れなかったり、部活とブッキングしてしまったりと、思うように見学できず。結局3校しか行けませんでした。
 とりあえず目の前の模試の点数を取るために勉強して、志望校が決まったのは年末くらいでした。
(モンブランさん)


 コンクールや文化祭などがあり、部活の引退が遅かったため、学校説明会は私が1人で参加して内容を語るということも何回かありました。できるだけ親の主観が入らないように、いろいろな高校の様子を冊子を見つつ話したのを覚えています。真剣に考えてくれているのか分からなかったのですが、息子の中ではいつの間にか志望校が決まっていたようで、最終的には自分で決めていました。
(Iさん)

高校説明会にまつわるエピソード

 息子の志望校は中2からずっと同じ高校。自由な校風は息子に合っていると思っていましたが、いろいろな高校を知る機会をもたせようと、志望校と他数校の説明会に予約して、親子で参加しました。それぞれの説明会に参加することで息子の志望校への思いはさらに強くなり、志望校選択で悩むことなく受験しました。
 コロナ禍の説明会予約は本当に大変でした。予約開始後あっという間に定員になってしまうことも。こまめに学校のホームページをチェックし、予約開始とともに躊躇うことなく入力していく。親がいちばん必死になったのはこの説明会予約だったように思います。
(オクトパスさん)


 私立の説明会の予約が平日から始まることが多く、即日で満席になっていたので、「親が手続きすることが前提なのか?」と思った。コロナで学校に直接行く機会が少なくなり、説明会の競争率も上がったものと思う。ホールに通されてただパンフを読み上げるだけのところや、施設をツアーで見せてくれるところなど、内容も様々だった。それも校風として感じるので、行ってよかった。本人も入学してからのイメージを持つことができたようだった。
 公立は、本人は1校しか希望していなかったが、親だけ他校の説明会に参加した。公立もカラーがあり、偏差値だけではなく子供に合う・合わないがあると思った。
(ぴんぐらさん)


 コロナの感染拡大のため、説明会は親のみ出席し、子供の外出は学校とステップのみ、という日々が続きました。通常のように体育祭や文化祭が見学可能な状態であれば、行かせたいと考えていたので残念でした。ステップ主催の高校ガイダンスは配信で親子揃って観ることができ、内容も具体的でとても参考になりました。
(マンゴーさん)


 学校説明会に参加したり、説明会のない学校は通学経路の確認のため直接高校まで行ったり、ステップのガイダンスに参加したり、本人がすべて予定を立て、「お願いされる」という形で同行しました。公立、私立共に志望校を選ぶにあたり、本人が今後の大学受験も考えて決めていたので、自分が納得できる選択であればいいということを伝え、親としてはただ見守っていました。
(ひまわりさん)


 実際に学校に行くことで毎日の通学が想像できるので、一緒に説明会に行き、通学時間などについて話をしました。
 説明会に行く前、本人は「電車通学もいいかな」と考えていたようですが、実際に電車に乗って第二志望校に行ってみて、「毎日通うなら家から近い第一志望校の方がいい」と思い直したようでした。この体験が、最後の定期テストを本気でがんばるきっかけになったと思います。コロナ禍において志望校に行く機会は大切だと思いました。
(Tさん)


 説明会はすべて父と息子で参加しました。父と子の関係をより深めるよい機会だと考え、2人で参加してもらいました。そのときに、受験の方針などを父と息子で決めて進めていきました。
 最終志望校を決めるときは、「しっかり勉強ができる学校にいきたい!」という息子の意志で決めました。
(カノンさん)


 とある高校の説明会で、校舎がとてもきれいで「ここいいね」と親子で話していましたが、後になって実は大学だったと分かり…改めて、外からですが高校の外観を見に行ったりしました。
(バーガーさん)


 高校見学や説明会はコロナの影響を受け、限定されたものでしたが、その分映像も用意されていたので、何度も見返してモチベーションをアップできたことはよかったと思います。
(ぷくまるさん)


 コロナ禍で説明会が中止になることがあったり、人数制限があったりしたので、申し込み日のチェックや予約に必死でした。説明会がWebだと実感がわかないようだったので、「せめて学校の前まで行こう」と外から見に行った学校もあります。
(そらさん)


 複数の学校説明会に参加しました。親はどこの学校へいっても充実し楽しそうに思えたのですが、本人は「どこの学校も同じようなことを言っていて(文武両道、グローバルリーダーなど)大変そう」と感じたようです。自分がいくとなるとそのように受け止めるのでしょうか。「いきたい高校は特にない」と言われてしまいました。
(はりさん)


 娘は早い段階から「この学校にいきたい!」という志望校がありましたが、新型コロナの影響からなかなかその高校を訪問できる機会がありませんでした。中3の秋にやっと学校説明会に行けたときに、他の高校の説明会に参加したときとは目の輝きが違っていて、「帰りたくない、絶対ここに合格したい!」と言っているのを見て、娘の意志の強さを感じ、娘の思いを尊重して応援しようと思いました。
(春がきたさん)

受験校の最終決定まで

 説明会への参加は公立4校、私立1校でした。漠然と志望していた学校が、説明会に参加したことにより「ここにいく!」と一気に気持ちが固まったようで、そこからは模試の結果が上下しようが、高倍率が発表されようが、志願変更もしないと。悪く言えば相当頑固、良く言うならブレることがなかったので、これはもう本人の意志を尊重するしかないと思いました。
 子供の意志が固かったので、学校選びも成績が上下した場合の選択肢として2〜3校程度を決めたくらいだったので、そこまで苦労した感じはありませんでした。
(にくまるさん)


 私立、公立共に、志望校選びにまったく興味を示しませんでした。それでも本人が決めるまで気長に待とうと決め、自宅から近くて本人の偏差値にも近いA高校と、その少し下のB高校を、模試受験の際の志望校として選んでいました。
 本人がやっと意思表示をしたのは、2学期が終わる頃。「B高校の方にいきたい」と言いました。模試の点数も安定していて、A高校の志望校順位も常に合格圏内だったので「まさか!?」という感じでしたが、ステップの先生とも相談し、本人に任せることに。ただ、ステップに通った4年間を見ていて、集団の中でトップにいるより、下から上を目指す勉強スタイルの方が合っていると思っていたので、そのことは伝えました。
 結局、志望校を決めたのは願書提出日の朝。A高校を本人が選びました。気長に待つと決めたとはいえ、ここまで決まらないとは正直思いませんでした。結果、無事に合格。3年後、この選択が正解だったと思えるような、充実した3年間を送ってほしいと思います。
(Tさん)


 秋くらいまでは、模試の成績に左右されることなく、娘も親も平常心。むしろ娘は受験勉強を楽しんでいました。ただ年明け以降は模試の成績がなかなか伸びず、悩むこと、苦しいことがたくさんありました。その姿をそばで見ていた親もつらかったです。悩みに悩み、最終的に本人が決めて、志望校を下げての受験。
 入試当日は最高の出来で、娘も「自分で決めた高校だから後悔はない」と笑顔で喜んでいたので、親はやっと安心できました。
(ここあこさん)


 高校選びはすべて本人に任せました。説明会参加はすべて母親が付き添いました。本人の当日の様子を見ていると、どの高校が合っているのか、どの高校に関心や好感を持てたのかが感じ取れたので、進路決定の際には父親を説得しました(「公立を第一志望とする」というのが家庭の方針だったので、私立を第一志望とするための説得でした)。
 あとは、最後の最後まで決めかねていた第一志望校を、ステップでの三者面談で室長の先生に相談し、親子共に納得のいく結論を見つけることができました。
(ミヤミヤさん)


 「自分の成績で絶対に落ちない高校にする!」と早々に志望校を決めていましたが、秋になった頃に急に迷い出したので、11月〜12月にかけて毎週のように学校説明会に行くことになりました。
 最初はびっくりしましたが、いろいろな学校の説明を聞き、校内を見学して比較することができたからか、自分で「いきたい!」と思う学校をしっかり選べたと思います。
(にこまる(*^^*)さん)


 志望校選択までは、本人も気楽な様子で、自分も楽しく付き合っていたのですが…。オープン模試終盤から1月の直前模試を通してずっと成績が伸び悩んでいたにもかかわらず、当初の第一志望校に願書を提出。そこから倍率が発表され、志願変更期間となってさすがに本人も不安にかられたのか、ようやくステップの先生に相談していました。
 親としては「どちらもいい学校だと思うし変更したら?」と喉まで出かかっていましたが、結局、「やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい」という本人の言葉を尊重し、そのままチャレンジしました。そのときのことは「よく言い切った!」と褒めたい反面、今思い出してもハラハラします(笑)。
(かたつむりさん)


 本気でいきたいと思う志望校がなかなか実感できなかったようで、学校説明会なども親が口添えしてやっと重い腰を上げた状態でした。しかし、たまたま助けてもらった高校生が志望校の生徒さんだったり、何かと志望校とのご縁を感じたこともあり、「なんとなく」の志望校からいきたい志望校に格上げになったようです。
(カトママさん)


 志望校選択については「直前まで下げない方がいい」と先輩ママから聞いていたので、直前模試で厳しい結果でも、「次はこうしよう」「ここは取れたね」と前向きな言葉をかけるように心がけた。入試直前でも合格安全圏に入っていなかったが、本人が「挑戦したい」と言い切るので尊重した。迷っていたら、志望校を下げることを勧めたと思う。
(ぴんぐらさん)


 うちの子は自分の心に決めた高校があったのですが、私は他にいろいろな高校を知ってもらいたかったので、説明会や、ホームページなども見せたりしました。コロナ禍もあり、行きたいと思った説明会すべてに行くことはできませんでしたが、できる限りアドバイスをしました。ですが、本人の心に決めた志望校への思いは最後まで揺らぐことはなかったので、最終的にはその意志を尊重しました。今はそれでよかったのだと思います。
(まーこさん)


 出願後、本人が倍率を見て志願変更を即決しました。「(出願後倍率が)〇〇以上あったら危ないよね」と話していたこともあり、決断したようです。リラックスして受験できるからいいかと思い、本人の意志を尊重して志願変更しました。ただ、一応「チャレンジしてみなよ~」という声をかけてあげたらよかったかな、と思うこともあります。
(ミリオさん)


 当初の第一希望の高校はとても努力が必要だったため、すごくがんばっていましたが、説明会に行ってみて自分の思っていた場所ではないと判断し、あっさりやめました。
 第二希望だった高校は説明会も制服も本人が気に入り、公立は決定!……したはずでしたが、もう1校気になる学校が現れてしまいました。こちらは本人に実際に行ってみて考えてもらいました(遠かったので)。通学のことも自分で考え、第二希望の公立高校に決定しました。
 ほぼ本人が決めましたが、私は内心ハラハラしていました。
(マロンさん)


 第一志望校には何度も足を運びました。将来的にどういった職に就きたいのか、本人の適性に合った仕事に就くにはどのような学校を選べばよいかかなり話し合って、県立高校の受験をやめ、高専に絞りました。
(ゆきだるまさん)


 3校の説明会に参加しましたが、日程調整が難しく、それぞれ父親、母親、7つ上の姉が同席しました。家族で話し合いましたが、やはり最後は本人が決めました。ステップの先生との面談では、はっきりと言ってもらったり、本人の性格も考えて提案してもらったり、具体的にアドバイスをいただけて心強かったです。
(みつまめさん)

第2回 ▶卒業生保護者のみなさんが入試直前や当日に心がけたこと、エピソードなど

第3回 ▶中3のお子さんとの1年間を振り返って

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