2021年神奈川県公立高校入試 ステップ生の感想集~学力検査(5科)編~

今回から2回にわたり、今春の神奈川県公立高校入試を受験したステップ生の感想を振り返ります。
第1回は学力検査(英国数理社)の感想です。

★次回は特色検査の感想をご紹介します。

5科目 全県合格者平均点

科目 2021年度
全県合格者平均
前年比
英語 54.6 +5.2
国語 65.7 -3.4
数学 58.2 +2.5
理科 50.1 -5.8
社会 72.6 +14.4
合計 301.2 +12.9

(神奈川県教育委員会ホームページより)

今春入試では、5科目合計点が前年よりも約13点アップしました。
しかしながら、この得点上昇は社会の影響が大きく、その他の科目の合計は昨年比マイナス1.5点となっています。

続いては、ステップ教材研究部による各科目の分析と、入試直後の生徒による感想を紹介していきます(2021年2月発行「ステップニュース特別号・公立入試速報」より)。
なお、公立高校入試の学力検査は、英語→国語→数学→(昼休み)→理科→社会の順で行われます。

英語

2021年度
全県合格者平均
前年比
英語 54.6 +5.2
今春の入試問題について
配点と出題形式に変更はありませんでした。
中3で学習する単語が出題範囲から除外されましたが、語注は特に増えていないため、全体として平易な語彙での英文だったと言えます。
図の読み取りであるとか、価格を計算するというような時間をとられる出題はなく、英文自体の分量も減ったため、焦らず読めたのではないでしょうか。
文法問題の中でも語順整序と条件英作文が例年より少し易しいこともあり、昨年から平均点は上がっています。

ステップ生の感想

  • 最初の科目だから緊張するかなーと思っていたけど、隣の人もガチガチに緊張しているのを見て、逆に落ち着いた。
  • リスニングが本当に遅かった! まるで正解を言っているかのようにゆっくりだ。
  • 最初の科目だったので緊張してしまい、解答用紙を机から叩き落としてしまった。恥ずかしかった…。
  • リスニングの機材が壊れていてリスニング台本が配られた。「これだと長文読解じゃん!」って思った。
  • 雨がすごく激しい中でのリスニング! でもけっこう大音量で流してくれたので聞き取れました。
  • リスニングがすごくハウリングしていました。山びこみたいでした。
  • 今年はどんな問題が出るかハラハラ、ドキドキ。でもリスニングで自信がつくと自分の流れに乗ることができて、とてもうれしかった。
  • 始まる直前まで緊張していたけど、始まったら意外と集中してできた。
  • famousの“u”を書き直そうと思って消したら“o”も消えてしまい、そこでチャイムが鳴った…。
  • 英作文がどうしても10語以上になってしまい、解答欄が詰め詰めになった。
  • 単語の注釈がページごとに分かれていて解きやすかった。
  • 選択肢が消しきれないものが多くて迷った。
  • 直前模試よりも試験時間が5分長かったから、少し余裕をもって長文を読めた。
  • 最初の科目で緊張したけど、うまくできて調子がup up!

国語

2021年度
全県合格者平均
前年比
国語 65.7 -3.4
今春の入試問題について
形式は昨年同様。俳句は例年通りの難しい問題。
小説は江戸の花火職人の話で登場人物が多いのが特徴。
市兵衛の心情が把握しづらく、設問(イ)(オ)は態度から心情を読み取るのが難しかったかも。
論説文は難解ではありませんが、(イ)は問われ方が見慣れないもので戸惑ったのでは。
(ク)は選択肢の2と3で細かいところまで見る必要がありました。
問五の記述は14ページ5行目の「どのような効果が」に惑わされず、「環境問題」の指定語句をうまく使えたかが鍵でした。

ステップ生の感想

  • 問3が昔風の話だったので一瞬「うっ」と思ったけど、がんばって読み進めたらとてもおもしろかった!
  • 小説の問題が現在のコロナ禍を物語っているような感じがしたので、内容に入り込んで解くことができました。
  • 文章中の江戸っ子魂に震えた。共感の嵐だった。
  • 小説は登場人物が多すぎて内容が頭に入ってこなかった。文中の人たちが“密”レベル。
  • 「よく読んだらもっと解けたのに!」と思う問題が…悔いが残る。
  • 小説が難しい。その気分で論説を解いていったのでダブルでやられた。
  • タンポポの漢字の書き方を初めて知って感動!
  • 時間がなくなってしまい、最後のグラフ読み取りの問題が5分しかなかった。
  • モーダルシフトってなんだ! 人生で初めて聞いた言葉だ!
  • 記述を書き終えた3秒後にチャイムが鳴って、背筋が凍るくらいひやひやした。
  • (2科目めの)国語あたりから気分がノッてきて、解き終わったあとに「これは大丈夫だ」と実感できた。
  • 終わってから教室がザワザワ…。「やり直したい!」という声も聞こえた。
  • 難しいと思ってたのに、終わったら他の人たちが「国語は難しくない」って…。世界一難しい問題だと感じたのに…。
  • もともと50点もいかなかった国語がここまでできたのは、日々やってきた成果だと思う。

数学

2021年度
全県合格者平均
前年比
数学 58.2 +2.5
今春の入試問題について
出題形式は昨年度を踏襲したかたちでした。
問3(ア)(ii)の面積比の問題は手がかりがつかみにくく、ここで時間を使ってしまった生徒も多かったのではないでしょうか。
問6(ウ)は最短距離の直線を2本引く新パターンの問題でした。
問5(ア)の確率は正答が1/36で、1通りだけでいいのか不安になったかもしれません。
問題をよく読まないと引っかかりやすい問題もありましたが、平均点は昨年と比べて若干上昇しています。

ステップ生の感想

  • いつもどおり問1・問2ときて、流れは良かったのに問3から…。関数で巻き返そうと思ったけど、計算が合わなくて絶望。でも何とかなってよかった。
  • 問2が少し難しく「あっこれはアカンやつだ」と感じた。後半は焦って問題がうまく読み込めなかった。
  • 証明は自分で書かず、選択式だったから簡単だった。
  • 問題形式はいつもと変わらなかったので安心だったけど、時間配分に失敗した。
  • 数学のときに雨音が強くなってうるさかった。ちょうど確率を解いていたところだったのに、問題に集中できない!
  • いつもと何かが違う問題。ちょっと気持ち悪かった。
  • 残り30秒で解法を思いつく! けど、間に合わなかった…(泣)。
  • ひとつ分からなくなると、どんどん焦っていく…。
  • 終わった後、あふれる涙をギリギリのところで止めた…。だけど自己採点してみたら意外にとれていて、よかった!
  • 関数は自信があったので「あー面積等しいパターンね、はいはい」って考えていたら「どうすればいいか全然分からん…」になってしまいました。
  • ステップの模試と同じような問題が出てびっくり!
  • 関数も確率も分からない…。でも「取れる問題を確実に!」と切り替えた。
  • 1回深呼吸したら冷静になれて、気持ちって本当に大事なんだなと思った。
  • 数学が終わった後での教室内の“ざわつき”に逆に安心した。

理科

2021年度
全県合格者平均
前年比
理科 50.1 -5.8
今春の入試問題について
形式はほぼ例年通りですが、問題文の中から必要な情報を漏らさず読み取る力が問われました。
問7では問題文の最初に書かれた「わかったこと」の1つめの内容が設問(エ)に関係してきます。
問5の記述は台車にはたらく3つの力の関係から、「合力」という語句につなげる発想力がカギです。
問題文を読み込むために時間がかかったり、自信がないまま答えたりした人もいたかもしれません。
平均点は昨年よりもさらに下がりました。

ステップ生の感想

  • 1・2年の分野は復習していたのでまあまあ解けたが「もし、やっていなかったら…」と考えると、すごく怖い。
  • 計算が必要な問題をたくさん勉強してきたのに、暗記系が多かった。
  • 目の前が歪んだ。自分だけ問題が大学入試なのかと思った。
  • 不安な問題につけると決めていた印が、全部で半分ぐらいついてしまうことに。
  • 最初の大問4つは「けっこう簡単だな…」と思っていたら、後半の問題がとても難しくてびっくりした。
  • 4択中、2択まで絞れる問題が多かったけど、そこから答えを絞るのが難しい。
  • 絵が多くて見やすかったけど、簡単そうに見えて難しい問題があった。
  • めっちゃ簡単だった…と思っていたら、自己採点はびっくりするほど低かった。
  • 昼休みのときに何度も深呼吸して自分を落ち着かせた。おかげで次の理科はいつも以上にうまくいった!
  • まわりの人が「できない!」と声を上げていたけど、自分的にはできたのでうれしい。だけど実験の問題文が長くて大変でした。
  • 毎年出ていた天体の問題が少なくて、1・2年の問題がとても多かった。
  • 解けそうなのに解けない、いやらしい問題が出ていた。
  • 先生から語呂合わせのプリントをもらったので、めっちゃ呪文のように唱えていたら、それが試験に出た!

社会

2021年度
全県合格者平均
前年比
社会 72.6 +14.4
今春の入試問題について
昨年に続き大問は7題で、総問題数は31問から33問に増えました。
しかし昨年まで多く出題された思考力を問う問題や、複雑な手順を要する資料活用問題は減って、基礎的な知識を問うものが増えました。
トウモロコシの生産量を示す表や神奈川県の条例を読み取る問題など、読解力が試される設問もありましたが、選択肢の数が減り、かつその内容も正解を選びやすくなっています。
そのため、昨年よりも平均点は大きく上昇しました。

ステップ生の感想

  • 中2でも解けそうなぐらいだ。問5の(エ)は答えがほぼ書いてある。
  • 20分くらいで解けて2周解いた。周囲も「めっちゃ時間が余った」と言っていて、ミスが命取りになるなと思った。
  • 前日にやったことが出たので、勉強したかいがあったな。
  • 社会は模試の点数の差が激しかったからいちばん身構えていたけど、点数はともかく15分くらいで解き終わったから、驚いた。4回も見直した。
  • 隣の人が終わった瞬間に鼻でフフンってしてた。
  • 神社を見つけられなかった…。
  • 「太平洋」と「大西洋」を間違えた~。
  • 簡単な問題が多かったせいで、裏をかいた引っかけなのでは…と何度も疑った。
  • 今年の“事件”は社会か…と思った。得意科目なのに、これじゃ差がつかない!(泣)
  • 最初の方が簡単で、いつ難しい問題がくるのかと思いながら解いていたら、最後まで解き終わって「あれっ?」と思った。
  • 3回も見直しできたのにケアレスミス…。集中力ないなぁ。
  • 節分の問題で3秒くらい思考停止していた気がする。その後で分かることができて「あー、ビックリした…」という感じだった。
  • 苦手な時差の計算や、円高・円安の問題が出なくてよかった。
  • 最後の教科だったので気持ちを入れて取り組んだので、チャイムが鳴った瞬間、体が脱力して、足がまったく動かなかった。
  • 直前まであきらめず年号を覚えた結果、自己採点ながらも過去最高点だ!

その他…会場の様子やハプニングなど

  • 休憩時間はとても長く、試験時間はとても短く感じた。
  • 周りの人は想像以上にピシッとしていて緊張した。
  • 受検番号のところにステップの生徒番号を書いてしまい、1人でニヤニヤして書き直すっていうのを、全科目でやってしまった。
  • 教室が寒いといけないのでお腹にカイロを貼っていたら、やけどしました。
  • 帰るとき「消しゴムのカスはどこに捨てればいいですか?」と聞いたら「ゴミ箱はないので庭にでもまいてください」と真顔で言われた。
  • 女子トイレが激混み(汗)。暗記系の本を持って並べばよかった。
  • 同じ中学の人同士、集まって休み時間に答え合わせしている人がたくさんいた。それでも自分はかたくなに次の科目の勉強をし続けた。
  • 1科目ごとの時間がすごく短く感じて「もう終わっちゃう…」っていう、寂しい気持ちとうれしい気持ちが混ざっていました。
  • 窓を開けているから風がすごくてカーテンがじゃま。左手でカーテンを押さえながら解いた。
  • まさかの筆箱忘れ! 駅のコンビニでシャーペンと消しゴムを買いました。
  • ペンを落とす音が何回も響いて、緊張している人も多いのかなと思った。
  • ステップの先生にそっくりな試験監督がいた!
  • 分散退場だったから帰るときの待ち時間が長かった。
  • 帰るときに虹が出ていてきれいだった。不安もたくさんあったけど、何だかうれしかった。

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