中学校での部活週2日のお休みについて④

   2018/07/20

みなさんご存知のように、スポーツ庁は3月に「運動部活動の総合的なガイドライン」を発表しました。
そこには「義務教育である中学校段階の運動部活動を主な対象」とし、「週当たり2日以上の休養日(土日は1日以上)を設ける」「1日の活動時間は平日2時間、休日3時間程度とする」と明記されています。
それを受けて、神奈川県教育委員会は4月に「神奈川県の部活動の在り方に関する方針」を出しました。そこにも「週あたり2日以上の休養日(土日は1日以上)を設けること」と記されています。
各市でも、上記のガイドライン・方針を踏まえて市立中学の部活動の休養日に関する方針を出し始めました。

そこで、5月から6月においてステップに通う中3生を対象に部活動の現状に関するアンケートを行ってみました。(回答数/675人)
アンケートの内容は
① あなたの所属する部活動では「週2日部活をお休みする」というルールは実施されていますか
② このルールについてみなさんはどう思いますか
③ あなたの所属する部活の状況や、この新しいルールについてのあなたの考え等、自由にお書きください。

というものです。

地域別に見る部活動の現状

今回は、他の部活と比較すると「週休2日が実施されていない」割合が大きかった野球部と吹奏楽部の現状を地域ごとに見てみます。
なお、6月末時点で市教育委員会よりガイドライン・方針が出されていることを確認できたのは横浜市、川崎市、海老名市、厚木市ですので、この4市とそれ以外の地域に分けてグラフを作成してみました。

まずは野球部です。

やはり方針が出されていない地域では、週休2日が実施されていない割合が大きくなっています。
方針が出されている地域では、実施されたりされなかったりというのが実状のようです。

続いて吹奏楽部です。
なお、スポーツ庁が発表したガイドラインは「運動部に関して」のみのものですが、神奈川県の出した方針には『当面、文化部活動に関しても、その特性を踏まえ、ガイドラインに準じた扱いとする』と記載されています。

方針が出されていない地域において、週休2日が実施されていない割合が大きいのは野球部と同じですが、方針が出されている地域で週休2日が実施されている割合は0%という意外な結果でした。吹奏楽部が非常に熱心に活動しているということがよくわかります。

次回は『このルールについて生徒たちはどう思っているのか』をお伝えいたします。


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