わが子の読書習慣 わが家の工夫・読書のきっかけ編

おうちで読書を楽しむ工夫、我が子が本を読みだしたきっかけなど…。小5・6の塾生の保護者の方からいただいた「読書に関するエピソード」をご紹介します。
今回は「わが家の工夫・読書のきっかけ」特集です。

こんな工夫をしています!

図書館に行くと読んでいます

読み聞かせをして育てたつもりですが、本人はあまり本を読まず、こちらから声かけをしてやっと読むような感じです。時間があるときに図書館へ誘うと、自宅とは違う雰囲気のせいか、読書しているので、環境作りは大切だなあと実感します。(小6/あしのこさん)

さりげなく置いています

私も、興味を持って自ら読書をするのが遅かったので、「読みなさい」とはなるべく言わないようにしています。
読んでほしい本や、好みそうな本を図書館で借りて、さりげなく置くようにしています。すると、たまに読んでいたり、ペラペラとページをめくり眺めていたりしています。借りてきて、興味を示した本やその続編、同シリーズの本を購入するようにしています。 (小6/Aさん)

ベッドまわりに一工夫

息子が好きな本は「偉人が子供だった頃の話」、「世界遺産の写真集」、「歴史まんが」etc…です。夜に「おやすみ」と部屋に行き、寝るまでの間読んでいることが多いです。そのため、本棚はベッドから本の背表紙が見え、手を伸ばして取りたくなる場所にあります。灯りも兄弟それぞれのベッドに手元スイッチがあるように置いています。いつもじゃれあっている兄弟でも、夜の時間は本を読んで、それぞれ自分の世界に入っています。
我が家にはもう一つ、リビングのロフトに通称“まんが部屋”と呼んでいる場所もあります。そこに上がっている時間は、名作まんが?を読んでリラックスしています。(小6/summer hopeさん)

わが家の「お手洗い図書館」

わが家では、風水的にはよくないとされている(笑)お手洗い図書館を設置しています。主に勉強に使える歴史もの、科学などのまんがが主流で、ちょい読みでもしてもらえたらと毎月入れ替えたり、興味が湧いてくれるような本を追加したり。毎日何度か入るお手洗いで、読書を習慣づけられたら…と密かな努力を続けています。(小5/E.Fさん)

こども新聞を読んでいます

少しでもいろいろな文章に触れてほしくて、最近『こども新聞』をとり始めました。リビングの机の上にポンと置いておくと、暇な時間に自分の興味のある記事を読むようになりました。新聞が届くのも週に1回なので多すぎず良いです。(小5/ヤマモンさん)

読書のきっかけ

文庫版で読み始めました

中学年くらいまでは児童書を読んでいましたが、まんがにハマりだしてからまんがばかりに…。
私がハリーポッターが好きなので、当時からハードカバーで全巻そろえて、何度か「読んでみれば?」と声をかけましたが、娘は「字が多すぎる」と手をつけませんでした。私の愛読書なので、外に持っていって読もうと何気なく文庫版の1巻を買って置いていたら、ついに娘が読み出し、今では学校に持っていって、ずっと読んでいます。すぐに文庫本も全巻そろえました!(小6/AーSUさん)

読みやすい本から

・今までは学校の夏休みの宿題のために本を読むぐらいだったのですが、テレビや映画などからでもよいということを教えてもらい、本人に伝えたら「それでいいなら読みたい」と言って読むようになってきました。(小6/Y.Iさん)
・まずは大好きな野球関連の本などから読んで、文章に慣れる練習をしています。(小6/MORO…さん)

その他・いろいろエピソード

生活にも役立っています!

娘のハマっている本は、『学校で教えてくれない大切なこと(旺文社)』シリーズです。ランドセルには必ず1冊入れて、バスの移動や学校の休み時間などのすきま時間に読むことが多く、スマホ離れに効果的です。特に、整理・整頓シリーズが大好き。洋服などは分類してクルっとまとめて整理! 本から得た情報が生活にも役立ち、実演してくれて、私にとっても為になります。(小6/あまらんらん♪さん)

学級文庫にあった星新一さんの本

小3のときの担任の先生が、学級文庫に星新一さんの本を置いてくれました。先生がいくつか紹介すると、ちょっと不思議なストーリーに子供たちも夢中になって読み始めました。親の私は中高生ぐらいで読んだ本もあったので、「小3でもおもしろく読めるのか」と驚きました。先生のおすすめがなければ、まだ読む機会がなかったと思います。(小5/こまさん)

ファンタジーを読んだ息子の感想

私が全シリーズ持っている『オズの魔法使い』を「読みたい」と言ってきた息子。文庫本で、漢字にふりがなもないので、読めるか心配でした。しかし、習っていない漢字や意味などを聞いてこないので、少し感心していました…が!「ブリキでできているのになんで動くの?」「竜巻ってどこまで行くの?」「かかしなのに…」etc…。伝記好きの息子には、このお話はファンタジーであり、オズの国は妖精の国だと初めに説明すべきでした。(小6/ドロシーさん)

映画の単行本を読んでいます

息子は読書をあまりしませんが、気に入った映画の単行本は読むので、映画の内容と本の内容の表現の違いなどを話し合ったりしています。映画に出てくる名言について、おもしろいと思うこともあるようで、楽しんでいます。『風立ちぬ』『サマーウォーズ』『君の名は。』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』などです。(小6/もちねこさん)